誰にだって初めてはありますよね！
私の初めましての舞台はこちら！！
羽根の禿(浅草公会堂)でございます。赤い方が私、白い方は祖母でございます((∩^Д^∩))
私が日本舞踊を習い始めたきっかけにもなった祖母です。とにかくおばあちゃん子だったんですね〜。大好き大好きでした。
この時３歳だったのですが、覚えている事といえば、私より祖母の簪が豪華だった事←これに対しては本番前に「なんでおばあちゃんと違うの？」と抗議。それから、お揃いで出て行ったはずの祖母の着物が終わった時には白になっていた事←これにも「ばぁばお揃いじゃなくなった」と抗議。
３歳なので初舞台といってもお目見え程度。最後に羽根つきをする振りがあるのですが、私はそこから参加。つまりその前は祖母一人で踊っていたわけで、大人なのでちょっと豪華に引き抜き(衣裳を一瞬にして違う色や柄にしてしまうマジックの様な効果のことです)したんです。
そんなこと子供なので知る由もなく笑
祖母とペアルックが嬉しかった私は出て帰ってきた時の祖母の衣裳の色が違ったことにショックを隠せなかったわけです。
ただ、子供ながらに舞台に出ていって「わぁ〜」「きゃ〜」とかザワついたら嬉しいですよね笑 ちっちゃいのがちょこちょこと出ていくわけですから、そりゃぁ可愛いです。これは日本舞踊だけに限った話ではないですが…小さな子が拵えして出てきたら百発百中可愛いです！！
自分が出ていった時のあの客席のザワつきと自分の高揚感が今でも忘れられないんですねぇ笑
ウフフ(p*’∀`*q)