今日は大学時代に苦楽を共にした仲間と組んだユニット「おとこぎ会」より神の舞をご紹介しまーす！！
この曲は元々熊野曼荼羅太鼓さんという和歌山県新宮市を拠点に活動していらっしゃる和太鼓グループの曲で熊野の神様達をイメージして作られたそうです。
そこに大学時代創作舞踊を勉強した私達が地元の有志を募り振りをつけさせて頂きました。
総勢7名の作品で、八咫烏が神々を熊野の地に導き神様と共に天下太平を祈る。とざっくり言うとこんな作品で、これを熊野曼荼羅太鼓さん協力のもと秋の文化祭で発表する予定でした。
が、この年の秋の台風で那智大社のある那智勝浦町は甚大な被害を受け、文化祭で踊ることも地元の方とのお稽古も出来なくなってしまいました。
ありがたいことに、せっかく作ったのだから！と曼荼羅太鼓さんからお話を頂き、那智勝浦出身の同級生のご家族ご尽力の元、復興の願いを込めた奉納。という形で那智大社、新宮大社に奉納させて頂く事が出来ました。
一緒に踊る予定だった地元の方も応援に駆けつけてくださり、またやりたい！とのお言葉も頂きました。奉納を終えた時には色々な気持ちがこみ上げ感無量…だったのを覚えています。
更に、ありがたいことに！
熊野曼荼羅太鼓さんとのご縁でこの神の舞は何度も再演の機会を頂き、私たちおとこぎ会にとってもありがたい機会となりました。
私は、この神の舞を手前味噌ですが…(｡･ω･｡)
たくさんの方の気持ちの詰まった凄く凄く素敵な作品だと思っています。何度踊っても振りを作った時の気持ちを思い出し神聖な気持ちで踊らせて頂いています。
導きの神である八咫烏と導かれた神々が太平の世を願い、明るい未来に希望よ届け！と願いを込めて踊る。
舞台は現在から始まります。自然豊かな熊野の地にそれぞれの想いを馳せる少女たち…。さぁ、その先はどうなるか…八咫烏に導かれ熊野の歴史を感じませんか？熊野曼荼羅太鼓さんの力強い演奏も合わせてご覧下さい！！
↓熊野曼荼羅太鼓＆おとこぎ会「神の舞」2017年那智大社での奉納です
↓同じく曼荼羅太鼓さんの人気曲！黒潮囃子こちらも合わせてご覧下さい！！
藤間眞白 日本舞踊教室(日本舞踊 ましろ会)