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祖母の話

祖母の話

私と祖母は大の仲良し。いつでも一緒でした。

日本舞踊も祖母と一緒に初舞台。そんな大好きな祖母が旅立って6年になります。今だから話せるちょっと不思議なお話しです。

6年前の12月18日不思議な夢を見ました。

入院中の祖母が夢に出てきて何かを言っているのです。私は夢の中で「今日が下ざらいなの、だから明日まで待って」と答えたのを覚えています。
その日は新春舞踊大会の下ざらいでした。

夢の中でその会話をした、翌19日の早朝。

祖母は旅立ちました。

今でも鮮明に覚えている夢の中での出来事です。
その夢を家族に話すのにはかなり時間がかかりました。祖母と私の最期の内緒の会話だった気がしたからです。

100才まで生きていなかったら、おばあちゃんを剥製にして家に置いておく!!
とまで言った、おばあちゃん子の私が祖母の居ない現実を受け止めるのには時間がかかりました。

旅立つタイミングを聞きに来るなんて、最期まで孫思いの祖母ですね(*^^*)
夢の中で、100才まで!って言っていたら今でも生きていてくれたでしょうか笑?

来年は生きていたら100才になる祖母です。
剥製にはしていませんが、きっと未だに家族の事を見守っている事でしょう。

おばあちゃんのおかげで日本舞踊に出会えました。おかげで今こうして大好きな日本舞踊を教える事が出来ています。

藤間眞白 日本舞踊教室(日本舞踊ましろ会)

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